◆値上げラッシュの今年
今年4月に値上げが多岐に渡りありました。食卓塩は30%upです。ソース、カップスープ、トマトジュースなど関連して値上げしています。
ガリガリ君が25年ぶりに10円値上げしたことが外国紙にも取り上げられました。
イラスト引用 |
年収も実質可処分所得が減少傾向にあるし、ますます家計のお金が残りにくくなる気がします。家計でも資金繰りを考えなければならない時代が到来するかも知れません。
メインバンクから融資を受けられるよう資産を増やしておくとか、太いパイプを作っておく、地元のパートナーなど必要があると思います。
◆家計の資金計画を作成してみる
それで防御として今30歳なら40歳までの10年間の年表を作り、キャッシュ・イン・フローとキャッシュ・アウト・フローの数値を入れてみましょう。将来の家計シュミレーションをするのです。
小生家は30年キャッシュフロー表を作りましたが収入が無くなる老後は不安になります。2人で60歳から30年間で概ね1億円必要になりました。75歳まで働かないといけなくなります。10年早くの65歳でリタイヤするには60歳時点で貯蓄がやっぱり2000万は必要です。
キャッシュフロー表 |
こんな表を作り10年間項目を入れてみます(キャッシュフロー表参照)。
給与はベースアップを加味する。食費や教育費も子供が大きくなれば増えてきます。増えると予想されるものは増加率を加味します。またそれぞれ文献や公示資料などからある程度正しい数値をプロットします。
例えば教育費なら公立小学校で年間31万円、中学校で年間45万円が平均必要となっています。私立ならこれの4~5倍かかります。2人兄弟ならこの2倍必要になりますね。高校・大学となればこれの比じゃありません。
また国や自治体では補助金の制度があります。自分が住んでいる地域でどんなモノがあるのか調べましょう。これらは申請しないと貰えないしくみですよ。キャッシュフロー表を埋めてみて、もしキャッシュがマイナスになるようなら家計は成り立ちません。返済が多すぎるとか交際費が多すぎるなど書き出します。
家計の傾向がわかれば取るべき対策も見えてきます。要するに家計の資金計画=家計プランの作成です。「必要になるお金」の金額を知ることなのです。
次回は「家計はバランスシート分析」のお話し
キャッシュフロー30年表サンプル |
次回は「家計はバランスシート分析」のお話し
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